世の中、お金を持っている人に有利な状況があるよな…と思うことの一つに、株式の配当金があります。
配当金とはご存知の方も多いかと思いますが、企業が稼いだ利益を1年に1~2回程度、株主に対して『投資してくれてありがとう』とプレゼントするお金のこと。
配当金は1株あたり○円…といった形で金額が決まるため、株式の保有量によって貰える金額は異なるんですが、基本は株式を多く保有していればいるほど、多くの配当金を貰うことが可能です(下記は一例)。
- 1株保有なら50円
- 100株保有なら5,000円
- 10万株保有なら500万円
- 100万株保有なら5,000万円
要するにたくさん株を持っていれば貰える配当金もそれに応じて多くなるってことですね。
配当金は他人が稼いでくれたお金:
自分で働かなくてもお金が貰える:
この配当金は投資する先の企業によってどのくらい貰えるかが異なりますが、たとえば配当性向(税引き後利益のうち、どのくらいを配当金にまわしているかの比率)が高いキヤノンなどは、当期純利益の30%程度を株主にプレゼント中。
2016年の実績でいえば、1株あたり150円の配当金があったので、
- 1株保有なら150円
- 100株なら1万5,000円
- 10万株なら1,500万円
- 100万株保有なら1億5,000万円
の配当金を貰えることになります。
それゆえ、仮に10万株持っている人の場合は、自宅で悠々自適な生活を送りながらキヤノン社員の年収以上のお金を貰うことが可能。
現在の株価でいうとだいたい3億円程度の株を持っていれば貰える金額なので、ちょっとsたプチ成金でも実現可能な生活スタイルと言えるでしょう。
企業の業績次第だが配当金は毎年貰える:
また、配当金収入の凄いところは、キヤノンの株を持ち続けている限り1,500万円の配当金が毎年入ってくる点。
10年間でいえば1億5,000万、20年間なら3億円が貰えることになるわけですから、いやはや、凄い金額ですよね。
- 株式を保有している限り、配当金は毎年貰える。
そして言うまでもなくこれらの配当金は、キヤノンに勤務している方が生み出してくれた利益から出るお金。
日々、『利益を出せ!』と上司に尻を叩かれずつつ働いて作り出された利益の一部を、株式を持っているという理由だけで得られるのは、まさに資本主義の縮図だなぁと思うばかりです。
倒産リスクを考えると安泰ではない:
もちろん、キヤノンが常に同じだけの業績をあげられる保証はありませんし、企業には倒産リスクもある*1。
だからこそ株式投資はハイリスクだと言われるゆえんなわけですが、自分で働かなくてもお金に働いてもらうことが出来れば、これだけのお金を手にすることができるわけすから、生まれつきお金を持っている資産家って羨ましい限りなんですよ。
- 資産がない人:自分で働いて稼ぐしかない
- 資産がある人:自分で働かなくても資産に働いてもらうことが出来る
仮に30億の資産がある人なら、キヤノン株だけで年間1億5,000万円もの不労所得が得られることになるなんて、世の中不公平だな…とも思います(苦笑)
私も配当金だけで生活したい:
こんな感じで私もいつか資産を作り、そのお金に働いてもらうことで配当金収入だけで生きられるようになりたいなと思っています。
まぁ配当金だけで1,000万円以上の収入になるのは、いつのことやら…ですけれども、そういった収入が得られるようになれば、今よりももっとゆとりをもって仕事へ取り組むことも出来るはず。
切羽詰まって仕事をすることほど効率が悪いことはないので、仕事へのゆとりを持たせる意味でも、資産運用を頑張りたいものですね。
- お金に余裕がある状態で仕事する:好きな仕事に打ち込める
- お金に不安がある状態で仕事する:仕事に打ち込めない、仕事を選べない
以上、社員が死に物狂いで稼いだお金を、働かずに配当金として貰えるのが株式投資!配当金こそ資本主義の縮図なのかもしれません…という話題でした。
参考リンク:
『私も配当金を貰ってみたい!』という方は、まずは証券会社で口座を開設する必要性があるわけですが、投資をしたことがない方だと「私のような人間が口座を作っても大丈夫なの?」と思ってしまうもの…。
しかしご安心ください。
下記記事で紹介しているオンライン証券口座であれば口座開設手数料は0円ですし、1万円程度のお金からでも投資をはじめることが可能。
まさに誰でも投資をはじめることが出来るので、とりあえず試しに投資をしてみたいという方も開設を検討してもらえればなと思います。
*1:企業の業績が悪化して、株価が下がると投資家は損をします。また、業績が悪化した場合には無配に転落するケースもあります。