これから株式投資をはじめるのであれば、周りに使っている方の多い大手ネット証券で口座開設をするのが無難。
そういった意味で利用者が多い証券会社を選ぶというのはひとつの手だと思うので、今回は口座開設数(利用者数)の多いオンライン証券会社をランキング形式で紹介させてもらおうと思います(2022年6月現在での調査結果)。
とりあえず大手がいいな…と思う方は是非、参考にしてみてくださいね。
口座開設数の多いネット証券ランキング:
ランキング1位:楽天証券 700万口座
楽天ポイントがたまる証券会社として人気の楽天証券が、現時点での口座開設数ナンバー1証券会社。
下記グラフのようにSBI証券を上回るだけでなく、オンライン証券ではない野村證券やSMBC日興証券をも上回る口座開設数を誇るので、とにかく迷ったら楽天証券で良いのかもしれません(転載元はこちら)。
日本株&アメリカ株の取引もしやすく、トレーディングツールも充実していますよ。
ランキング2位:SBI証券 603万口座
SBI証券の口座開設数は2021年3月末時点で603万口座。
それゆえ、単体での口座開設数は楽天証券に負けてしまうのですが、同じグループ企業であるSBIネオモバイル証券を加えると楽天証券を超える数字になります(転載元)。
それゆえ、グループ全体での口座開設数が多ければ良し…と考える方は、楽天証券よりもSBI証券のほうが良いのかも。
最近だとアメリカ株投資に強みを持つなどのメリットがありますよ。
ランキング3位:マネックス証券 219万口座
個人向けの売買ツールなどが充実している感のあるマネックス証券も利用者がかなり多いです(開示データ)。
情報量や使いやすさなどを考えると、サブで使う証券会社として面白い存在になるのではないでしょうか?
すでに楽天証券やSBI証券で口座を開設している方はご検討ください。
ランキング4位:auカブコム証券 143万口座
カブドットコム証券からauカブコム証券へと社名を変えたこちらも、100万以上の口座数を保有する証券会社(開示データ)。
MUFG系の証券会社という安心さ、そして初心者に扱いやすい管理画面など、はじめての方向けのネット証券会社だと思います。
IPOの抽選方式が平等抽選だというのも魅力です。
ランキング5位:松井証券 132万口座
老舗の松井証券も100万口座以上を抱える人気のオンライン証券会社。
初心者に優しい料金形態が魅力なので、『私は株取引をするといってもせいぜい10万円未満だ』という方はこちらの作成がおすすめです。
手数料不要で売買できますよ。
ネット証券は手数料が安い:
ここまで口座開設数の多いネット証券会社をランキング形式で紹介してきましたが、それでは野村證券や大和証券といった、実店舗を構える証券会社で口座開設をするのとではどう違うのでしょうか?
これはざっくりとした傾向に過ぎませんが、下記のようなメリットデメリットがあると言われています。
- 実店舗型の証券会社メリット:
担当が付く、資産規模によってはIPOがもらいやすい - ネット証券会社のメリット:
手数料が安い、説明不要で投資信託が買える
要するに手数料が高くても担当が付いていろいろと教えてもらいたい方は実店舗型の証券会社で口座を開き、いやいや担当なんて要らないから手数料が安いほうがいいよという方はネット証券会社のほうにメリットがあるのですね。
資産がないと相手にしてもらえない実店舗型:
ただ残念ながら実店舗型の証券会社であっても、資産が数百万以下といったレベルの方の場合には担当が付かないで放置されることのほうが多いかもしれません(苦笑)
つまり資産が多いのであれば実店舗型を検討しても良いけれども、資産が少ないのであればネット証券を選ぶのがおすすめ。
わざわざ高い手数料を払う必要性はありませんよ。
以上、口座開設数の多いオンライン証券会社ランキング!これから株式投資をはじめるなら、利用者が多い大手ネット証券を利用しよう…という話題でした。
参考リンク:
口座開設数ではなく、個人投資家が活況に取引しているかどうかで証券会社を選びたい…という方は、下記記事も参考にどうぞ。
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