今回は少ない投資金でも株式投資がはじめられる、ミニ株(S株やプチ株などとも)の取り扱いがあるオンライン証券会社を今回はまとめてみました。
100万も200万もお金がないよ…という方から、欲しい銘柄があるんだけど単元株が大きすぎて買えない方は是非、これらの証券会社を活用してみてください。
今やほとんどの銘柄がミニ株で売買可能ですし、保有すれば配当金もしっかりと貰えますよ。
ミニ株の基礎知識:
ミニ株とは?
まず、ミニ株とは簡単にいうと、本来、株式銘柄を購入するために必要な金額の1/10や1/100の金額で買えるサービスのこと(1株単位で株が買えるサービス)。
たとえば任天堂(7974)の株は2022年6月10日現在、58,930円×単元株100で約589万円のお金が必要ですが、ミニ株を利用すればその1/100の価格である5万8,930円も購入できるようになります。
- 通常:任天堂の株を買うには約589万円が必要
- ミニ株:ミニ株を利用すれば6万円しかなくても購入可能
そのため、ミニ株はまとまった資金を持っていない個人投資家に最適。
ファナックやキーエンスなど、株価自体が高い銘柄であってもミニ株を利用すれば2~6万円程度で投資ができるようになるので、どうしても買いたい銘柄などがある場合に利用を検討ください。
ミニ株のデメリットは?
では、ミニ株投資のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
代表的なデメリットとしては議決権が得られないこと、株主優待が貰えない可能性が大きいこと、そして手数料がやや高めという3つです。
- 議決権が得られない:株主総会に参加できないなど
- 株主優待が貰えない:食品や商品券などが貰えない
- 手数料がやや高い:通常の株式売買よりは高めです
特に株主優待目当てで投資をしている方には単元未満株(ミニ株)で投資をするメリットはほとんどないので、ミニ株を使って投資をするよりは、自己資金で購入できる銘柄を探すほうがおすすめ。
どうしても『この銘柄はこの先、株価があがりそうだ!』と思う銘柄のみ、ミニ株を使って投資をしてもらえればと思います。
ミニ株の取り扱いがあるネット証券会社:
続いてミニ株の取り扱いがあるオンライン証券会社をまとめます。
SBI証券:
大手オンライン証券のSBI証券でもミニ株「S株」の取り扱いあり。
100株や1,000株の単元株でも1株単位で売買できるため、投資資金が少ない方はSBI証券でミニ株利用を検討してみてください。
また、他社のミニ株だと1日に1度しか購入チャンスがないのですが、SBI証券だと前場、後場で2回、購入チャンスがあるのもおすすめ。
絶好の買い場を逃すことがなくなりますよ。
auカブコム証券:
100株や1000株の単元株であっても、1株単位で売買できるプチ株が魅力。
しかもNISAでの取り扱いもOKなので、毎月、少しずつ積み立てて株を購入していきたい方におすすめの証券会社です。
ワイコイン積立で資産を形成していきましょう!
マネックス証券:
100株、1000株の単元株を1株から売買できるワン株が魅力。
マネックス証券は少額の取引時における手数料が安く設定されている証券会社なので、単元未満株の売買でも業界最安レベルの手数料で取引できます。
いわば、少額投資家に優しい証券会社ですね。
楽天証券やGMOクリック証券では取り扱いなし:
ここまで3つほどミニ株取引におすすめのオンライン証券会社を紹介させていただきましたが、楽天証券、松井証券、GMOクリック証券といった他の大手ネット証券会社ではミニ株の取り扱いはないのでしょうか?
こちらは残念ながら取扱いなし。
こういったミニ株サービスは正直、証券会社としてもそれほど儲かる事業でもないので、積極的なところとそうではないところにわかれている…というわけですね。
以上、ミニ株の売買ができるオンライン証券会社まとめ!少ない投資金でも購入可能なミニ株で、あなたも株式投資をはじめてみよう…という話題でした。少額投資をはじめるなら是非、これらの証券会社を活用してみてください。
参考リンク:
その他、ネット証券選びに迷っているという方は、下記記事なども参考にどうぞ。
また、この機会に資産運用の知識をもっと付けたい…という方は、下記記事で紹介している初心者向けの書籍なども読んでもらえればなと思います。