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東京都内でこれから地価があがりそうな地域を予測!土地を買うなら鉄道新線&延伸の構想があるエリアを、先取りして狙っておこう。

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今回は雑談がてら、東京都内で地価があがりそうな地域を独断と偏見でランキングにしてみました。選択基準はすでに話題になっている地域ではなく、今後、話題になる可能性がある地域です。

  • すでに話題になってる地域:すでに地価が高騰中
  • 話題になっていない地域:これから地価が高騰するかも?

そのため、地価があがる可能性が高いと話題の武蔵小杉や、東京オリンピック関連で発展が期待されている豊洲などは除外済み。

これらの地域はすでに地価やマンション価格が高騰しているため、これ以上の高騰が難しい&もしかすると下落のリスクがあるためです。

ではどんな点を重視したのか、それは鉄道路線の新設に注目。

その中でも今後、交通の中心になるであろう品川駅や羽田空港への動線がよくなる地域の地価はあがると思うため、そのあたりエリアを中心にまとめてみました。

是非、土地を買うならついでに夢も買いたい…と思う方は、参考にしてみてくださいね。

東京都内で地価があがりそうな地域ランキング:

1位:大井町駅周辺

個人的に一番、地価があがる可能性が高いと思うのがJR大井町周辺のエリア。

この先、お隣のJR品川駅が鉄道網の中心となることに加え、駅周辺に未開発のエリアが多く広がっているのも夢があります。

とりわけ注目なのが駅の北側エリア(画像はこちらから転載)。

大井町の北側は再開発の真っ只中

大井町の北側は再開発の真っ只中

現在の品川区役所を建て替える際に大規模再開発が予定されているので、完成後は雑多な駅前の雰囲気がガラリと変わることでしょう。

羽田空港アクセス線構想次第で地価アップ:

また、実現が近いと言われている羽田空港アクセス線構想が発表されれば、大井町はその西山手ルートの通り道となるために地価があがりやすいメリットも(画像は国土交通省から転載*1

羽田空港アクセス線構想の西山手ルートに大井町はある

羽田空港アクセス線構想の西山手ルートに大井町はある

さらに羽田空港と大井町の間で24時間、交通ネットワークを動かそう…という構想もあるようなので、もしかすると10年後には大井町駅前に羽田空港の利用客がわんさか訪れるのかもしれません(こちらより引用)。

羽田空港と大井町をつなぐ24時間運行を行う交通ネットワークの形成

感覚としては六本木に近い国際都市になるかもですね。期待大です。

2位:北千住駅周辺

常磐線、千代田線、日比谷線、つくばエキスプレスなどなど、様々な鉄道路線が通っている割には土地の価格が安い傾向にある北千住もおすすめエリア。

こちらも羽田空港アクセス線が発表されると、そのまま常磐線経由で羽田空港まで乗り換え不要で行けることになるので、地価が一気に上昇する可能性があります。

  • 現在:羽田空港に行くためには乗り換えが必要
  • 今後:羽田空港への直通便ができるかも?

充分に交通の便がいいのに更によくなったら…地価上昇は待ったなしですね。

駅前に開発余地が残っている:

また、大井町同様に駅前にまだまだ開発余地があるのも北千住の魅力。

カギはやはり治安が悪いイメージをどう払拭するかにかかっているような気がします。家賃の安い、穴場な駅からどう脱却できるかに期待しましょう。

3位:池上駅周辺

池上駅周辺は夢を持ちたい方向け。

個人的に注目したいのは川崎駅エリアが発展することで期待が広がる「都営浅草線の延伸」なんですが、これは可能性があるといえばあるけど…といったレベルの話なので、それをどこまで信じられるかです。

  • 川崎エリアが発展:都営浅草線が延伸するかも?
  • 川崎エリアが今のまま:都営浅草線は西馬込止まりのまま

完成すれば川崎方面はもちろん、五反田駅、新橋駅、浅草駅などに直行可能となります。

また、蒲蒲線(蒲田と京急蒲田をつなぐ線)が実現すれば羽田空港へのアクセスがよくなるので蒲田駅周辺の地価があがる可能性はありそうな感じ。

池上駅周辺からだとすこし歩きますが、矢口渡駅や武蔵新田駅から渋谷、新宿三丁目、池袋といった駅に出られるメリットも期待できます。

4位:京急蒲田駅周辺

同様に京急蒲田駅も地価があがりそうな気配。

新しく蒲蒲線が出来れば、前述のように渋谷や新宿、池袋といった主要都市に乗り換えなしで移動できるようになるため、今よりも周辺エリアが高くなる可能性は十分にあります。

反面、羽田空港が近すぎることや東京駅などへの移動が不便なのがデメリット。

そのため、地価があがるにしても限定的かもしれません。すでに駅前の大規模開発が終わってしまっているのも痛手です。

5位:大泉学園駅周辺

大江戸線が光が丘駅より先に延伸し、大泉学園駅まで繋がるのでは?という計画がいよいよ正式に発表されそうな予感(今はまだ「内定」の状態)*2

そうなると今までは西武池袋線しか利用できなかった大泉学園駅経由で、都庁などの新宿エリアや六本木、そして発展が著しい勝どき駅エリアにも移動できるようになるので、ベッドタウンとしての需要は高まりそうな感じです。

もちろん西武池袋線&副都心線経由で池袋や渋谷にも移動可能なので、品川や東京以外なら比較的ラクに移動できてしまうのは大きなメリット。

今でもまだ地価が安い状態にあるので、都内へのアクセスがよくなることをに期待して買っておくのは面白いかもしれません(準急しか止まらない状況から、急行も止まるようになれば地価も化けます)。

番外:新木場駅周辺には宅地がないのが残念

羽田空港アクセス線誕生によって地価上昇が期待できる新木場駅は、渋谷、池袋、新宿、東京などの東京の主要駅に行けるメリットもあって要注目…なんですが、駅周辺に土地もマンションもほぼ存在しないのが残念なところ。

新しくそういったものに分譲されはじめるようだと面白い地域になるのですが、現状だと投資したくでも出来ないエリアになってしまうかもしれません。

もし京葉線のりんかい線乗り入れに期待するなら、千葉県内のエリア購入がおすすめですね(海浜幕張駅や南船橋駅あたりを注目?)。

人気エリアではないなら値下がりも小さい:

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ちなみに今回、おすすめした地域はまだあまり話題になっていないエリアのため、仮に地価が下がったとしても限定的。

それでいてどこも交通の便が良いエリアばかりなので、豊洲や武蔵小杉と比べれば下落率は小さくて済むことでしょう。

  • 人気エリアが地価下落:下落幅が大きくなることも
  • 人気エリアではない地域が地価下落:小さくて済む傾向に

まぁ言うまでもなく、地価があがるかどうかについては株価と一緒で誰にもわかりません。しかし、予測することは出来るので是非、土地を買うならそういった将来性豊かな地域を狙って購入するようにしてみてくださいね。

以上、東京都内でこれから地価があがりそうな地域を予測!鉄道新線&延伸の構想があるエリアの土地を、先取りして狙っておこう…という話題でした。

参考リンク:

一戸建て用の土地を買いたい場合は、事前にしっかりとした知識をつけておくのがおすすめ。下記記事ではそんな土地売買に役立つ書籍を紹介しているので、土地を買う予定があるなら併せてどうぞ。

toshi.cardmics.com

*1:先に羽田空港アクセス線構想は東山手ルートが承認され、2029年に開通予定になったことで西山手ルートは少し遅れてしまいそう。実現するのかどうかも含め、今後の動向には要注目です(土地を手に入れるなら発表前に買っておきたい)。

*2:たぶん10年くらい、この計画はまだかまだかと噂されていた計画だと思います。

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