今回は投資をこれからはじめよう…と思う初心者の方向けに、おすすめの入門書をまとめてみました。
これらの書籍は読んでいて眠くなるような難しいものではなく、スラスラと簡単に読める本ばかり。
特に『日経平均とか円高ってなに?』という初歩的な知識が不足している方に読んでもらいたい本を揃えたつもりなので、是非、投資に関する勉強をしたい…と思う方は、こういった本から読みはじめてもらえると嬉しいなと思います。
投資の入門マンガまとめ:
まずは投資をこれから始める方でもとっつきやすい、マンガによる解説本から。どれもマンガでわかりやすく投資が解説されている本なのでスラスラと読めてしまうのが特徴です。
1.マンガでわかる株式投資!女子高生株塾:
『マンガでわかる株式投資!女子高生株塾』はその名の通り、マンガを読んで株式投資を学んでしまおう…という書籍です。
これ、所詮はマンガだと侮るなかれ。
非常に中身は詳しく、それでいて初心者の方でもわかりやすい構成になっているので、これ1冊を読めば投資とはどんなものかが見えてくるはず(投資雑誌、ダイヤモンド・ザイで連載されていたマンガです)。
また、中級者以上の投資家の復習にもおすすめ。総合的に役立つ1冊になることでしょう。
2.株、FX、世界経済がマンガでわかる!新女子高生株塾:
『株、FX、世界経済がマンガでわかる!新女子高生株塾』は前作、女子高生株塾の続編です。
中身としてはネタ切れ気味でしたが、FXなどの話題をはさみつつ話が進んでいくのでこちらも読みやすい良書。
マカオのカジノはなぜ活況なのか?といった、ちょっと裏のアンダーグラウンドな話題にまで触れられていますよ。
世の中のお金の動きがよくわかる本です。
3.年金ロックンローラー内沢裕吉:
『年金ロックンローラー内沢裕吉』はちょっとふざけた感じの漫画で書かれた本ですが、どの年代でもわかりやすい図解がついた良書です。
年金や投資などについての基礎の基礎から学びたい…という方は、この本を読むことで楽しみながら基礎知識が身につきますよ。
新女子高生株塾よりも内容は簡単です。
これら3冊を読めば、株式投資やFXの基本はすべて身につくはず。そのくらい内容が濃く、それでいてわかりやすいマンガによる株入門書ばかりです。
評判が高いゆえに中古本でも高いのがネック:
今回紹介した3冊はどれも、楽しく投資や経済を勉強することができる本としての評判が高いゆえに、中古本でもあまり値段がさがっていないのが痛いところ(女子高生株塾などは10年以上も前の本なのに1,600円程度する)。
まぁそれでも購入金額以上のリターンが得られるのは間違いないので、少し高めではありますが先行投資だと思って購入してもらえればなと思います。
投資の入門書籍まとめ:
次にちょっと投資についての知識がついてきた時におすすめの書籍です。
株取引の基礎知識だけでなく、その先の株式チャートの読み方までを理解することができれば、株初心者はすぐ卒業ですね。
4.いちばんカンタン!株の超入門書:
「いちばんカンタン!株の超入門書」はカラーによる図解で株を解説してくれる良書です。初心書の方でも読みやすい文章になっているので図解を見つつ、株式投資の仕方を学んでいくことが出来ます。
ちなみにこの本は、慶応義塾大学の生協でベストセラーになってる本とのこと。言い換えると有名大学の学生が選んだ株の入門書であるとも言えるので、どの本にするか迷ったらこれでOKです。
5.株の超入門書 銘柄選びと売買の見極め方:
「株の超入門書 銘柄選びと売買の見極め方」は、先ほどの本に関連する書籍です。
株式銘柄の選び方と、いつ買って売ったらいいのかといった情報が解説されている本ですね。フルカラーで図が多い本なので、4番目の本と併せて読んでください。
6.世界一やさしい 株の教科書1年生:
世界一やさしい…と書いてありますが、若干、難しさが感じられる書籍なので、一通り、前述1~3のマンガ書籍を読んだ上でこの本を読むのがおすすめ。
ある程度の知識がある方であればこの本の内容はスッと入ってくることでしょう。
7.株の学校(CD-ROM付):
「株の学校」は書籍による解説だけでなく、CD-ROMでも株式投資を教えてくれる良書。
こちらもフルカラーでくわしく解説がされている本なので、初心者の方から中級者の復習まで、幅広く読めるのが魅力ですね。1時間45分ものCD-ROM動画で更に知識を深めてもらえればと思います。
8.たった7日で株とチャートの達人になる:
個人的には正直、あんまり重要だと思っていないチャート分析ですが、好きな方はこのチャート分析がほんと好きなので、この本「たった7日で株とチャートの達人になる」も紹介しておきます。
7日間、少しずつ読み進めるだけでチャート分析と株価の動きに詳しくなれるなら、安いものかもしれません。
9.株の雑誌ZAiが作った「株」入門:
他の株式投資入門本と一緒に購入してほしいのがこのZAiが作った「株」入門。
他の書籍にはないような雑誌感覚の内容が多く含まれているので、より株式投資を身近に感じることができる良書です。まさに入門書としておすすめ出来る1冊ですよ。

めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版
- 作者: ダイヤモンド・ザイ編集部
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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10.はじめての「投資信託」入門:
自分で銘柄を選んで売買するよりも、プロに資産運用を任せたい…という方におすすめなのがはじめての「投資信託」入門。
投資信託であればプロのファンドマネージャーに運用を一任できるので、いつ売って買うかなどの判断が不要になるメリットがあるので、是非、この本も併せて読んでみてください。
投資をするならチャートが読めたほうがいい?
『株式投資をはじめるなら、チャートに関する本を読んでおいたほうがいい。大陽線に大陰線、寄り天や二番底、そして三空などは絶対に必須だよ。』なんてチャート至上主義の方は多いですが、個人的には初心者はあえてチャート分析本なんて読まなくてもいいんじゃないかな?と思いますね。
なにせチャートというのは所詮、過去にそういう動きをすることが多かったことを認知し、今後に活かそうとするもの。
株式市場はチャート通りに100%動くわけではないので、眠たくて勉強が必要なチャート理論はとりあえずすっ飛ばして、自分の好きな銘柄へ投資するところからはじめてもらえればなと思います。チャートを細かく勉強するのはその後でも遅くありません。
さぁ株式投資をはじめよう:
ここまで10冊の書籍を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介した本であればどれも、眠くならずにスラスラと読んでいくことが出来るはずなので、是非、重い腰をあげて投資の勉強を、この機会にはじめてもらえればと思います(投資ではなくお金全体の勉強をしたい…という方は下記記事も参考に)。
以上、株式投資をこれからはじめる方向けの、おすすめ入門書10選!ムズかしい本ではなく、簡単に読める本のみをまとめました…という話題でした。
投資の参考リンク:
まだ証券会社に自分用の口座を持っていない方は、下記記事も参考にどうぞ。
月額5,000円からの少額投資でも、株式投資をはじめるキッカケとしてはまったく問題ありませんよ(証券会社の口座開設費用は0円です)。